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森の中の自家焙煎コーヒー店「カフェウォールデン」で猫と犬と音楽の生活

Waldenの安曇野日記 Vol.535「私の先生」の巻

Waldenの安曇野日記 Vol.535「私の先生」の巻
 
みなさんこんにちは、Waldenの安曇野日記の時間です。
 
このところ森下くんのピックが毎晩のように割れます。
ギターを弾いていて、ピックが割れるのです。
昨日は3枚も割れました、一晩にです。
 
本人は「自分には音楽の才能がない」と言って悩んでいるようですが、僕はそう思いません。
それどころか、憧憬の念さえ持って見ています。
それほどまでに、ものごとに集中できる経験に対してです。
 
世の中には才能がある人がゴマンといることでしょう、お金もあって名声もある人がたくさんいます。
世に出ることが才能のすべてだと考えている人も多いと思います。
 
僕も若いときに、自分に才能があるかどうかに悩んでいました。
 
きびしいようですが、いくら努力しても才能がなければ意味はありません。
 
「才能とはいったいなんでしょうか?」
「本当に好きなことをやりなさい、それこそが神が与えたものです」
文学者の芹沢光治良先生に直接言われました。
 
もう一人、僕のピアノの先生だった小鍛冶邦宏先生が、昭和62年に音楽之友社から出版した楽譜が手元にあります。
裏表紙に「スキーの人生を歩む裕二君」と書かれてあります。
 
作曲ノートには、「私の人生観は『神よ』に結集されています。・・・・クリスチャンでない私ですが、神の存在を信じる一人です」書かれています。
 
「神よ」は武者小路実篤さんの詩で、小鍛冶先生が作曲されています。
 
「自分の力を出し切ったとき 神に祈る 私の力はこれきりです あとは あなたにおまかせします 神よ」 武者小路実篤
著作権使用に問題があったら、どうかお許しください。
僕は森下に贈りたいのです。
 
小鍛冶先生のご子息は、芸大の教授になられたようですね。
私自身は何者でもありません、ただ末席を汚しているだけの者です。
 
ただ時々、芹沢先生や小鍛冶先生に接して頂いた時間を、呆然と考えあぐねている者です。
 
ウォールデンバンドHPのアドレスは acousticwaldenband.com です。
カフェウォールデンのHPのトップページにリンクが貼ってあります。
 
みなさん、応援してください。
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