Waldenの安曇野日記 Vol.48
Waldenの安曇野日記 Vol.48「オリオン座流星群」の巻
みなさんこんにちは、Waldenの安曇野日記の時間です。
今日のお話は、このあいだ夜空で観察したオリオン座流星群のお話です。
秋から冬にかけて、大気が澄んだ安曇野は天体観測に良いですね。
僕は夜空を眺めるのが好きでよく夜の散歩に行くのですが、冬の安曇野の星空はすごいです。
松の林の間から、銀色に光っている星がたくさん見えます。
白く輝いているのではなく、銀色に光って見えると、凄みがあります。
夜は真っ黒なかたまりになる赤松林の上に、濃い藍色の空が広がっていて、そこに無数の銀色の星が瞬いています。
目が痛くなるくらい輝いて見える無数の銀星が、大気のゆらぎで明滅しています。
あまりにもすごい銀星の光りに息を飲みながら暗い松林の中を歩いていると、黒い木陰に星が払われて、一瞬天空の星がいっぺんに頭上から落ちてくるような錯覚を起こします。
昔、小学生のころにジャコビニ流星群というのが来て、夜の校庭に集まって観察したことがありましたが、ひとつも流星が見れなかったですね。
それより夜の校庭が怖かった。
今回のオリオン座流星群はとてもよく見えました。
目の焦点を合わせずにボーッと夜空を眺めていると、サーッと一筋の流星が流れて行きます。
小さなものは消えかかった線香花火の最後の光のように、大きなものはボワッと急に光って、痕(こん)というけむりのような跡を残して消えて行きます。
映画「ディープインパクト」で、隕石が地球にぶつかるシーンがありましたけど、地球って本当に宇宙にあるんだなぁと実感できました。
流れ星に願い事をかけると、夢がかなうというのでやってみました。
星に願いをかけるって、本当は流星が光っている間に願いをかけなきゃいけないんですよね。
急にはそんなことできるはずありませんけど、これだけたくさんの流れ星があるのですから、今回は準備することが出来ました。
それで、今度来る大きな流れ星に願いをかけようと、ぶつぶつ口の中で練習しながら待っていました。
とその時、ちょうど良い具合の流れ星が右上にサッと光ったのです。
僕は、今だとばかりに心の中で星にある願い事をしました。
願い事の内容を話すのはいけないのでしょうけど、今回はすぐに結果が出ることを願ったので、もう結果がわかっています。
願い事、かないましたよ。
お礼を言わなければ。
お星さま、ありがとうございました。
それと、10月24日の皆様、どうもありがとうございました。