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森の中の自家焙煎コーヒー店「カフェウォールデン」で猫と犬と音楽の生活

Waldenの安曇野日記 Vol.61

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Waldenの安曇野日記 Vol.61安曇野とオリオン」の巻
 
みなさんこんにちは、Waldenの安曇野日記の時間です。
 
そろそろ秋の気配が深まってきて、空の感じも夏とは違った、秋色のたたずまいになってきました。
夜の星も、少しずつ夏の星座から冬の星座へ移り変わってきて、夏の湿った空気から乾燥した冬の大気になって、星の輝きも増してきたように思います。
 
安曇野は東西が山にはさまれていて、南北に長く伸びています。
特に西の空は北アルプスがせまってきています。
だから、広く開けた東の空の星の方が観測しやすいのです。
 
冬の東の空といえば、オリオン座ですね。
8時くらいにトタトタと散歩に出て、森が終わって田んぼが広がる場所に行くと、急に目の前がひらけます。
広がった東の空に、大きく右手をかざしたオリオンが画面いっぱいに横たわっていて、他の星座はシャンデリアのように輝いているのです。
 
そこから、僕は道を左にとります。
北に向かって田んぼの中の道を歩いて行くのです。
左につらなる夜の黒い北アルプスは、燕岳、有明山から、ずっと北の白馬岳の方へ向かって見事に遠近法にそって伸びています。
そのまま首を少し上に向けると、天球のような星空の右側に巨大なオリオン座が視界に入ります。
そしてゆっくりうなずくと、空からオリオンが降りてくるような錯覚にとらわれます。
 
ふと我にかえって道端を見ると、素朴な道祖神が立ってるのです。
だいたい道祖神のある場所には、傘付き電球が灯いていますね。
信仰心のあらわれなのでしょう。
 
空には大きなオリオン座
地には小さな道祖神
 
天に星
地に花
というと言いすぎでしょうか。
 
夜の安曇野は、天にも地にも神様がいるようです。
 
そんな時、僕の頭の中にきれいな曲のメロディがうかんで、、、、
ということはないです。
 
実際は、
くそーっ、ハラヘッタ とか
なーんか 暑ちー とか
やっぱ 寒みー とか
 
思ってます。
 
 
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