FC2ブログ

森の中の自家焙煎コーヒー店「カフェウォールデン」で猫と音楽の生活

Waldenの安曇野日記 Vol.242「生まれ出づる悩み」の巻

CATEGORY無題
Waldenの安曇野日記 Vol.242「生まれ出づる悩み」の巻
 
みなさんこんにちは、Waldenの安曇野日記の時間です。
 
少年時代に有島武郎の「生まれ出づる悩み」を読んだことがあります。
たしか北海道の岩内で漁師をしている青年が、本来画家を目指すべきかどうかで精神的な逡巡をする、という小節でした。
白樺派文学の創始者で、クリスチャンでもあった有島武郎はその後、ある女性記者と情死してしまいます。
 
当時、木曜会という文学青年向けのサロンを東京の自宅で開催していた有島武郎のもとに集っていた学生たちは、有島情死の一報に驚きと困惑、失望と言っても良いと思いますが、非常に混乱したそうです。
東京帝国大学の学生だった、芹沢光治良先生に直接おうかがいしました。
 
僕はその芹沢先生に、生まれ出づる悩みを書き送ったことがあります。
自分が何をするべきか、を先生に問うたのです。
返事がありました。
 
「それは貴君自身が判断するべきことだと気づき、私としてはただ貴君の健闘を祈るのみです」
 
しかし、その後直接お会いする機会があり、こう言われました。
「本当に好きなことをしなさい。好きなこととは神が与えた使命ですから」
 
今、ある少女が僕に生まれ出づる悩みをつげています。
僕はそれにどう答えるべきか、自分に問うています。
そして、やはりこう答えました。
 
「自分が本当に好きなことをしなさい、それは神があなたに与えた使命ですから」
 
そして、こうも答えました。
 
「あなたは愛されているのだから、神からも人からも愛されているのだから」
愛されている人に不可能なことはありません。
 
患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。
スポンサーサイト



COMMENTS

0Comments

There are no comments yet.

REPLY

Leave a reply